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一国の統治と、和音

最近、楽典を読みました。楽典とは本格的な音楽の教科書と捉えてもらって間違いではないです。
といっても、僕が読んだものは本格的なものではなく、易しく書かれたいわば入門編ですね。


音楽に触れてかれこれ3年ほど経ちますが、音楽理論を学ぶのは初めてです。
弾いてるだけでも楽しいし、特に理論を学ばなくても弾けなくないですからね・・・。


さて、理論抜きにピアノを弾いていたきよしですが、楽典を読んでこう思いました。
『なんでもっと早く読まなかったのだろうか?』
”音”とはどういうものか? ”楽譜”とは? ”調”とは?
これまで演奏上必要な知識しか持っていなかったのですが、楽典を読んで知識が増え、音楽に対する見方が少し変わりました。


音楽のちょっと深いところなのに、こんなに面白いとは・・・。


その”ちょっと深いところ”をいろいろ話したいのですが、ここでは一つだけ紹介することにします。
もっと知りたいという人は本屋や楽器店へ行って楽典を探してみてください。




さて、紹介するのは「カデンツ」です。
カデンツとは、簡単にいうと和音の進行の小さなまとまりのことを意味します。
言葉で説明するのはあとにして、まずは次の音源例を聴いてみてください。

カデンツその1
カデンツその2
カデンツその3


最初のカデンツは終わりに向かって強力に進もうという感じがします。
2つ目は落ち着いた流れを出しています。
そして3つ目は、1つ目と2つ目を合わせた感じのものが出来上がっています。


さて、理論的なことは抜きにして簡単に解説をしていきたいと思います。
和音はそれぞれの調(ハ短調やイ長調とかで聞く調の意)の中で、それぞれが独自の特徴を持っています。
その和音を機能別に種類を分けると、主和音(トニック/T)、属和音(ドミナント/D)、下属和音(サブドミナント/S)の3つがあり、そしてカデンツはT→*→Tの形になっているものをいいます。

上の音源例だと、
1番目:T→D→T
2番目:T→S→T
3番目:T→S→D→T
です。

ここで気が付いた人がいたらすごいのですが、なんと和音の流れにおいてそれぞれ力関係が存在するのです。
例えば D→T:政治権力関与クラスの強力な力関係、S→T:家庭的穏和な力関係 といったところでしょうか。
これを念頭においてもう一度音源例を聴いてみるといいかもしれません。


さて、T、D、Sのこれらの関係を関係図としてまとめたときにT、D、Sがそれぞれ何に例えられるのか考えてみると・・・
T:王様 ・・・ 国の代表者
D:首相 ・・・ 国を動かす人
S:王妃 ・・・ 国に彩りを与える人
のようになります(このあたりは楽典に載っていた例えを拝借しています。実際、いい例えだと思います)
さっきの例をこの例えで説明すると D→T:首相が王様に働きかける(政治的な力)、S→T:王妃が王様に働きかける(家庭的な力) となるわけですね。


一国の統治システムと音楽の和音という全然関係ないはずの事柄が、音楽を学ぶことでこんなにも似て見えるんですよ!


・・・すごいと思いませんか?
自分の場合、なぜ音楽を人間が好むのか分かった気がしました。
音楽の(流れの)なかに人間臭いところがあり、それが魅力を引き立てている一因なのだと勝手に結論付けもしました(笑)


さて、簡単に解説させていただきましたが、楽典にはもっと詳しいことが載っているので興味を持った人は読んでみることをオススメします。
これよりもさらに面白いことが書いてあるので、はまる人ははまると思います。

それでは、また!






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[ 2011/11/01 11:04 ] 音楽 | TB(0) | CM(0)

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